頑なに離婚を拒否し、また、子供の親権を譲らないモラハラ夫との離婚を成立させた事例

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解決事例24

頑なに離婚を拒否し、また、子供の親権を譲らないモラハラ夫との離婚を成立させた事例
 

事案内容

離婚  

依頼者

40代女性(専業主婦)

相手方

夫:30代男性  

結婚暦

1年3か月
(同居中→相談後別居)

子供

1人(1歳)      

 

事案内容

夫のモラハラに耐えかねて、離婚するための方法を相談したいと依頼者(妻)が来所。夫からの軽い暴力もあった。相談後、妻がそのまま家を出て、シェルターに入居し、夫と直接話をすると言いくるめられてしまうため、離婚の交渉をして欲しいと依頼。

 

手続

協議離婚成立

 

解決内容

夫に受任通知を送付したところ、すぐに夫から連絡があり、夫の実家にて面談。夫は離婚を拒否。子供の親権は渡さないと明言。その後、夫と数回の面談・電話を通じ、妻の直筆の手紙を渡すなどして、妻の離婚意思が固いことを伝えたところ、夫も徐々に離婚はやむを得ないと考え始める。交渉は次のステージに移り、多くの面会交流を望む夫と、適正な頻度に押さえたい妻との間で、面会交流の頻度・場所・方法が焦点となった。
最終的に、慰謝料(解決金・離婚後の扶養料)として夫から30万円の支払いを受け、子供が小学校に入学するまでの期間について、月2回の面会交流を行うこととし、面会交流の場所・方法・時間帯も定め、その他養育費等の条件も合意して協議離婚成立。

 

所感

ポイント①:頑として離婚を承諾しない夫に、関係修復が不可能で離婚は避けられないことを根気よく説得し、離婚はやむを得ないとの気持ちにさせた点。

ポイント②:当初「毎日」「月4回」等の条件を出していた夫に、月2回の面会交流を承諾させた点。依頼者が早期の解決を望んだため、慰謝料(解決金)としてはあまり高額を要求せず、30万円を承諾させた段階で金額の交渉を終了、その後は面会交流の交渉に一本化。面会交流の頻度で双方の意見が合致しなくなるたび、「それなら親権は譲らない」と言いだす相手を、説得するのに苦労した。
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大阪和音法律事務所

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