2年半にわたり協議が進まず弁護士が妻の代理人になり夫と協議を進めた結果、約2ヵ月で離婚協議がまとまった事案

このページを読むのにかかる時間 < 1

解決事例29

夫婦間の離婚の話し合いが2年半にわたり進まなかったが、弁護士が妻の代理人になり夫と協議を進めた結果、夫が妻に現金250万円を支払い、保険の契約者名義を妻に変更するという条件で、約2ヵ月で離婚協議がまとまった事案

事案内容

離婚  

依頼者

妻:40代前半(パート)

相手方

夫:40代前半
(介護関係)
 

結婚暦

12年
(別居2年半)

子供

無し      

 

 

事案の概要

夫が妻に対して突然離婚を切り出し、家を出て別居が継続中であった。別居が続く中で、妻も離婚はやむを得ないと思うに至ったが、夫から具体的な条件面の話がなく、話し合いが全く進展しない状態であったため、離婚協議の代理人を受任。
 

解決内容

夫婦の財産関係を整理し、夫婦名義の預貯金と夫名義の簡易保険が主な財産分与対象財産であることを把握した上で、夫と離婚条件に関する協議を進めました。夫と弁護士が1度面会して協議した結果、夫から依頼者の希望に沿った条件の提示を引き出すことが出来たため、離婚協議がまとまりました。受任から約2ヵ月かかりましたが、①夫から妻へ現金250万円を支払う、②夫名義の簡易保険の契約者名義を妻名義に変更、③0.5:0.5の割合で年金分割を行う、という条件で協議離婚が成立しました。
 

所感

夫婦が離婚自体について実質的に合意しているが、①離婚条件について利害が対立している場合、②不動産や保険が絡み、どのように処理するのが公平か、当事者にもよく分からない場合などは、間に弁護士が代理人として入ることにより、離婚協議がスムーズに進むケースが多いです。本件は②に該当する典型的な例だったと思います。
The following two tabs change content below.
大阪和音法律事務所

大阪和音法律事務所

当事務所は、離婚を考える多くの女性の方からの相談を日々お受けしています。離婚相談にあたっては、あなたの不安にじっくり耳を傾け、弁護士の視点から、女性が離婚後も自分の幸福、価値観を実現できる最良の方法をアドバイスさせていただきます。まずは、お気軽にご連絡ください。
  • 年間700件以上の相談実績 当事務所の解決事例 事例一覧はこちら
  • お客様の声~当事務所がいただいた感謝のお言葉~ 一覧はこちら
  • 離婚問題を弁護士に依頼するメリット

状況・段階別の離婚相談

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。
  • 離婚に向けて別居をお考えの方へ
  • 相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)
  • 離婚したいが、できれば相手と直接話をしたくない(話をするのが怖い…)
  • 相手に弁護士がついた
  • 相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  • パートナーのモラハラに苦しんでいる
  • パートナーのDVに苦しんでいる
  • 離婚調停を申立てたい方へ
  • 離婚調停を申立てられた方へ
  • 年間700件以上の相談実績 当事務所の解決事例 事例一覧はこちら
  • お客様の声~当事務所がいただいた感謝のお言葉~ 一覧はこちら
  • 離婚問題を弁護士に依頼するメリット

状況・段階別の離婚相談

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。
  • 離婚に向けて別居をお考えの方へ
  • 相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)
  • 離婚したいが、できれば相手と直接話をしたくない(話をするのが怖い…)
  • 相手に弁護士がついた
  • 相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  • パートナーのモラハラに苦しんでいる
  • パートナーのDVに苦しんでいる
  • 離婚調停を申立てたい方へ
  • 離婚調停を申立てられた方へ