モラハラ夫から脱出する方法
モラハラ夫から脱出する方法
まず初めにあげられることがやはりお金です。
ほぼ無一文で飛び出してしまい、親に新居を借りるお金とその他にも一か月分の生活費を援助してもらって飛び出しました。そのため、本当にお金がなく、仕事も見つからずの毎日で本当に大変でしたので、お金だけは用意してから脱出を考えるべきだな!と思いました。
お金の内訳として新居を借りる際の初期費用分以外に、向こう半年くらいは食べていける金額はためておいたほうがいいです。
次には、証拠 です。
日記でかまわないので、モラ夫から言われたことなどの記録をつけておくこと。
そして、離婚は協議離婚にせず、調停離婚にすること。
その際に、モラハラであるという証拠を提出できる用意をしておくこと。
(私はこれが出来ず、価値観の不一致と丸め込まれました)
そして、調停離婚の際の、慰謝料や生活費の請求をする知識をしっかり持つこと。
別居したとしても、専業主婦で籍をぬいていなかったら、
相手に生活費の請求が可能です。(私はしらなかったばかりにものすごく苦労しました)
そして、相手が土地持ち一軒家持ちだったりなんかしたら、
それだけでかなりの慰謝料を請求できる、ということも知っておくといいです。
(不景気を理由に10年の結婚生活の清算をたった30万にされました)
最後に、自分は被害者、相手は加害者だとしっかり認識すること。
共依存状態になってしまっていると、離れてほっとしたはずなのに、
いないことが寂しいという精神的に混乱した状態になります。
依存から抜け出す際の禁断症状みたいなもんです。
それをしっかりわかっておかないと、せっかく逃げられたのに、
わざわざ傷つきに自分から戻るはめになります。
身の安全対策
警察は、「民事不介入があるから動いてくれない」と思われるでしょう。しかし、今はそうではありません。警察法の中に『配偶者暴力防止法』というものがあります。内閣府男女共同参画局のホームページには、この法律の説明についてこのように書かれています。
『配偶者からの暴力に係る通報、相談、保護、自立支援などの体制を整備し、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護を図ることを目的とする法律です』
また、申し出をすれば配偶者からの暴力を自ら防止するための援助、“警察本部長等の援助”を受けることもできます。
緊急の場合は、119番へ通報が一番ですが、暴力を受けたときに交番か警察署へ行って相談窓口で対応してくれます。もちろん、いきなり行くのは怖いと感じるのであれば、電話でもいいでしょう。
安全な生活のために
実家に頼れない、頼りたくないなどの理由からずっと我慢をしてしまうのは精神的にもよくありません。地域にある相談支援センターを活用してみることも必要でしょう。いきなり離婚だ別居だと思い詰めれば、動きにくくなってしまいます。まずは安全な生活を確保しましょう。
“夫と少しの間だけ距離をおく”ことや“心の整理をつける”ことなど一時的な距離を取ることを優先とした考え方で行動しやすくなるはずです。
生活支援だけでなく、母子生活支援施設や民間のシェルターなどさまざまな面においての紹介などをしてくれます。このような場所を一時的に利用するだけでも心の状態はまったく変わって、落ち着くことができます。それに相談相手も絶対に必要です。
私の祖母も亭主関白な祖父からDVを受けていたことがあったと先日聞きました。このとき話していたのが、「子ども3人抱えて、生活できないと思って我慢した」でした。昔は今ほど離婚やDVなどについて情報も支援も、何もかもが少なかったからしょうがなかったのかもしれません。しかし、今は国が法律で定めていますし、情報も手に入ります。
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