モラハラの傾向のある夫に対し、親権・養育費のほか、財産分与等で1000万円以上を取得して調停離婚した事例

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解決事例41

モラハラの傾向のある夫に対し、親権・養育費のほか、財産分与等で1000万円以上を取得して
調停離婚した事例
 

事案内容

離婚協議  

離婚理由

言葉の暴力
精神的虐待(モラハラ)

依頼者

40代後半女性 無職  

結婚暦

20年

相手方

50代前半男性 会社員  

別居期間

3か月

子供

1人(小学生)      

 

相談のきっかけ

4年前から夫のDVが原因で別居。話し合いをしようとすると夫が箪笥から鉈や
刀を取り出そうとするため、話にならず、来所。離婚協議の代理人として受任。
相手方本人に受任通知を送付し、電話と手紙で離婚協議を行った。

事案内容

夫のモラハラに耐えられず、別居して離婚調停を申し立てたが、全く進まないとのことで来所。
離婚調停の代理人として受任。相手が離婚を拒否していたため、婚姻費用分担調停を途中から申立て、
離婚に応じるための説得と並行して調停を進めた。

 

解決内容

●離婚及び親権、養育費月8万円、解決金等約1000万円、年金分割。
●解決までの期間は約11か月。

所感

① 夫が夫婦関係修復を強く希望し、離婚を拒否していたため、調停外で依頼者と夫が
直接面談する機会を何度も作り、離婚しかないことを何度も説得しました。
その結果、最終的には離婚前提での話を進めることが出来ました。一人では夫と
直接話ができない場合でも、弁護士が立ち会うことで直接気持ちを伝えることも可能となると思います。
② 受任後すぐに婚姻費用分担の調停を申し立て、早期に月約15万円の婚姻費用について
調停を成立させることにより、離婚を拒否し続けるメリットがないことを認識してもらえたと思います。
③ 財産分与については、財産開示をさせた上で、当方の主張を書面で行いました。
財産関係が複雑で苦労しました。財産関係が複雑なケースほど、当事者同士で話し合うよりも、
弁護士が法的な観点から議論を整理し、双方に分かる形で示すことにより、
一気に解決が早まると思います。
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大阪和音法律事務所

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