生活費を入れてくれない夫から、養育費を取得した上、自宅に住み続ける権利を得て協議離婚した事例

解決事例46

手続き

協議離婚 離婚の理由 言葉の暴力・浪費・生活費を渡さない

相談のきっかけ

夫と離婚は合意しているものの、生活費をなかなか入れてくれないまま同居を続けており、直接の話し合いができないことから、離婚について相談するため来所。離婚協議の代理人として受任。

依頼者の性別

女性 依頼者の職業 契約社員

依頼者の年齢

30代後半
相手の職業 会社員 相手の年齢 40代前半
子供の有無 子供の人数

2人

子供の年代 小学生・幼児
結婚歴 11年 別居期間 同居中に来所

事案の概要

夫の浪費や生活費を入れてくれないことがきっかけで離婚自体は同意。
依頼者の希望は、親権・養育費・今の家に住み続ける事の3点であった。
場合によっては協議により早期解決もありうると考え、両親を交えた話し合いの上で別居することに。
夫に出て行ってもらう形で別居に向けたアドバイスを行い、別居後に代理人として受任通知を送付。
相手方にも代理人が就き、代理人同士で協議開始。
 

解決内容

親権はこちらが取得・養育費一人月12万円との取り決めを行い、協議離婚。
●自宅については、住宅ローン等を夫が支払い、妻は家賃を支払って住み続ける
解決までの期間は、約6カ月

所感

①養育費については、相手方の収入に変動があったため、算定が難しかったのですが、
過去数年分の平均を取るなどして相手方代理人と折衝を重ねました。
最終的に、養育費は当方の意向に沿い、
その代わり家賃を支払って住み続けることを承諾してもらう、
という形で、一体的解決が出来ました。
②婚姻費用については、相手方の収入に争いがあり、相手方との間で金額の開きがありました。
ただ、早期解決のため当方より全体として一体解決を志向する内容の条件提示を行い、
期限までにこの内容で承諾するなら婚姻費用は低めの金額で構わない、という形で提案したところ、
相手方は承諾し、早期解決の方に動きました。
婚姻費用自体は少し低めになりましたが、解決が見えているという安心感から、依頼者の方も納得できたようでした。
③子どもの環境を考えて今の自宅に住み続けたいとの希望については、
これを確保するのに苦労しました。
離婚協議書とは別に賃貸借契約書を作成し、勝手に売却等をされないような
違約金条項等の手当を条項の中で工夫しました。
これらの契約書作成上の工夫は、法律の専門家である弁護士でなければ難しいと思います。

条件

離婚・親権・養育費・婚姻費用