夫からのモラハラにより、自宅を出た妻が、夫から2000万円を超える高額の財産分与を得た事例
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夫からのモラハラにより、自宅を出た妻が、夫から2000万円を超える高額の財産分与を得た事例
事案内容 |
夫の精神的虐待(モラハラ) |
依頼者 |
50代女性 会社員 | |
相手方 |
50代会社員 |
結婚暦 |
約30年 別居直前に来所 | |
子供 |
あり(2人):成人 |
事案内容
当初、継続相談で受任し、依頼者が自ら夫と交渉。しかし、夫が妻に対し、財産分与額の減額を強く迫るなど、交渉が難航して、代理契約に至る。双方離婚自体には合意していたものの、財産分与について双方の意見が対立。最終的には、夫から妻に対して2000万円を超える財産分与を得た。
手続
離婚調停
解決内容
●離婚、解決金(2000万円以上)を数回に分けて支払い(当初の相手方提示額から約1000万円増額)。
今後、慰謝料、財産分与を求めない。
●代理契約から解決までの期間は約6ヶ月。
所感
継続相談の段階では、当事者間で協議が進められていましたが、夫が妻に対し、
強い態度(暴力もあり)で自分の要求を提示するなどし、協議が進みませんでした。
代理契約後は、相手方も代理人を立て、代理人間で協議をすることができました。
強い態度(暴力もあり)で自分の要求を提示するなどし、協議が進みませんでした。
代理契約後は、相手方も代理人を立て、代理人間で協議をすることができました。
相手方は、早急に離婚をしたいものの財産分与の金額について強く争っていました。
しかし、当方が婚姻費用の調停を申し立てていたため、合意ができなければ、
婚姻費用について審判を求めていく姿勢を強く出したところ、金額について合意を得ることができました。
調停外の代理人間協議を積極的に行うことで、より早い解決に結びつきました。
夫からモラハラや暴力を受けていたような場合には、妻が一人で当事者間の協議をしても、
夫の言われるがままに進んでしまうことがあるため、
代理人を立てた上で交渉をしていくことが重要だと思います。
また、相手方に代理人が就いているような場合には、調停外の代理人間の協議により、
調停期日以外にも協議を進めることができるため、迅速な解決につながります。
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大阪和音法律事務所
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