夫からのモラハラにより、自宅を出た妻が財産分与の支払いを受けた事例
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事案内容 |
調停離婚 |
依頼者 |
50代女性 パート | |
相手方 |
50代男性 会社員 |
結婚暦 |
約25年 別居直前に来所 | |
子供 |
3人(2人成人、1人未成年) |
解決までの期間 |
約1年半 |
相談のきっかけ
妻が夫からのモラハラにより、別居を決意し来所。
事件の概要
夫からの長年にわたるモラハラが原因で、依頼者が離婚を決意し来所。
離婚自体には合意しているものの、夫が財産を一切渡さないと主張。
夫に強い恐怖心を抱いており、直接話をすることができないとのことで、代理人として受任。
解決内容
●親権、財産分与(400万円)
●解決までの期間は約1年半
所感
協議を試みるが、財産を一切渡さないとの一点張りで話にならず、直ちに調停の申立てを行う。
相手方に代理人はついておらず、調停でも、一切財産を渡す気はない、裁判でも何でもしろ、との対応だったため、
協議に非常に苦労しました。しかし、法的に妥当な結論がどのようなものかを書面にして説明することで、
訴訟になった場合は相手方が経済的に不利な立場になるということを理解させられたと思います。
結果的に、妥当な金額の財産分与を得られました。相手方に代理人が就いていない場合、
感情が先行して協議に応じない場合があるため、弁護士が法的な観点から相手方に説明し、
協議に応じるメリットを感じさせることで解決につながると思います。
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大阪和音法律事務所
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