妻との離婚を希望する夫が、離婚訴訟において早期に和解離婚できた事例
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手続き
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離婚訴訟 | 離婚の理由 | 言葉の暴力・不貞 | ||
相談のきっかけ |
妻の浪費や夫の女性関係で、妻側が離婚を求めていたが、離婚調停では条件面で折り合いがつかず、不成立になった。そのため、妻が離婚訴訟を提起した。 |
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依頼者の性別
|
男性 | 依頼者の職業 | 美容師 |
依頼者の年齢 |
30代 |
相手の職業 | 会社員 | 相手の年齢 | 30代 | ||
子供の有無 | 有 | 子供の人数 |
2人 |
子供の年代 | 小学生 |
結婚歴 | 9年 | 別居期間 | 2年 |
事案の概要
離婚には争いがなかったものの、養育費や財産分与の内容について何が妥当な範囲なのかがわからず、
それがために離婚調停が不成立に終わってしまっていた。
その後離婚訴訟を提起されたため、来所され、代理人として受任。
調停において実質的に財産の開示等がきちんと行われていなかったため、
それらをきちんと開示した上での和解を目指す方針で進めました。
解決内容
●離婚
●親権は妻(相手方)
●支払う養育費一人5千円
●解決までの期間は約6か月
●親権は妻(相手方)
●支払う養育費一人5千円
●解決までの期間は約6か月
所感
①実質的な争点は養育費と財産分与でした。
養育費については、依頼者様が自営業者であったため、過去数年分の収入資料を提出し、
養育費については、依頼者様が自営業者であったため、過去数年分の収入資料を提出し、
収入が低く養育費も低額しか払えないことを、準備書面で主張しました。
それにより、ある程度相手方も理解を示し、
相手方代理人の説得もあって養育費はかなりの低額で抑えることが出来ました
②財産は、ほとんどが特有財産でしたが、
調停段階では、ご本人ではどのように主張立証をしてよいかわからないまま、
あやふやな主張になっていました。
そこで、特有財産の主張について、根拠を示して準備書面において表形式で分かりやすく示し、
裁判官の納得を得た上で、和解案の提示を行ったところ、
相手方もある程度認めざるを得ず、ほぼ承諾させる形での和解ができました。
このような証拠と論理を駆使した説得は、弁護士に依頼しなければ難しいと思います。
条件
離婚、親権、養育費
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大阪和音法律事務所
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