妻が不動産を取得し今後も住み続けたいとの希望を叶えて離婚した事例
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妻が不動産を取得し今後も住み続けたいとの希望を叶えて離婚した事例
事案内容 |
異性関係・暴力 |
依頼者 |
40代女性 派遣社員 | |
相手方 |
40代会社員 |
結婚暦 |
15年 別居期間約8ヶ月 | |
子供 |
あり(2人):小学生 |
事案内容
夫の不貞の証拠をつかんでおり、離婚を希望していたものの、子供の学校などの問題から
現在の家から動きたくないとの事情があり、夫が出ていく形で別居。
妻が家を取得することを強く望んだため、その希望を叶えるべく相手方と協議。
相手方も代理人を立てたため、代理人間で協議を行いました。
手続
離婚協議
解決内容
●協議離婚
●親権、財産分与、年金分割の取り決め
●ローン付き不動産について、双方がお金を出し合って残ローンを完済し、不動産の名義を妻に移転。
所感
依頼者様の強い意向で、不動産を取得したいとのことであったため、その意向に従って
相手方と交渉を行いました。
不動産自体の価値は残ローンを大幅に上回っており、夫にも取り分がある事案でした。
しかし、夫に不貞慰謝料が発生することは明らかであったこと、将来の養育費を求めない等の
約束をすることで、残ローン分の半額を夫に負担してもらった上で名義を妻に移転させることで
合意できました。
しかし、夫に不貞慰謝料が発生することは明らかであったこと、将来の養育費を求めない等の
約束をすることで、残ローン分の半額を夫に負担してもらった上で名義を妻に移転させることで
合意できました。
複雑な計算を要し、双方の利害が絡み合う交渉でしたが、双方に代理人が入って法的処理に
関する共通認識に基づいて双方の合意点を迅速に探る事が出来た結果、協議での解決が
可能となったと思います。
関する共通認識に基づいて双方の合意点を迅速に探る事が出来た結果、協議での解決が
可能となったと思います。
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