夫からのモラハラにより、自宅を出た妻が、夫から財産分与と養育費の支払いを受けて協議離婚した事例
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事案内容 |
協議離婚 |
依頼者 |
40代女性 パート | |
相手方 |
40代男性 会社員 |
結婚暦 |
約20年 別居直前に来所 | |
子供 |
1人(18歳未満) |
解決までの期間 |
約6か月 |
相談のきっかけ
妻が夫からのモラハラにより、別居を決意し来所。
事件の概要
夫からの長年にわたるモラハラが原因で、依頼者が離婚を決意し来所。
夫がすぐに高圧的な態度に出るため、依頼者が当事者間で話し合いを進めることはできないと判断し、
離婚協議の代理人を受任。相手方は離婚自体を拒否。
解決内容
●親権、財産分与及び養育費(20歳までの金額を一括)を合わせて350万円一括払い。
●代理契約から解決までの期間は約6ヶ月。
所感
夫に受任通知を送付してすぐに相手方にも代理人が就任しました。
そのため、代理人間で早い段階で双方の財産を開示・整理したため、財産分与等の点で大きな対立はありませんでした。
もっとも、相手方が離婚自体に拒否していたため、その点での交渉が難航しました。なかなか離婚自体を受け入れなかったため、
離婚調停と婚姻費用の調停を申立てたところ、裁判所での手続を嫌った相手方がすぐに離婚に応じたため、
調停を取り下げることとなりました。なかなか協議が進まない場合には、躊躇せず調停の申立てを行うことも重要だと思います。
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大阪和音法律事務所
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