生命保険・年金保険・学資保険

生命保険・年金保険

保険契約者の名義が夫または妻となっている保険が対象になります。 受取人が誰の名義であるかは、財産分与とは関係ありません。
離婚時点(別居している場合は別居時点)における解約返戻金の額が、保険の財産としての評価額になります。契約上の保険金の額ではありませんので、ご注意ください。そのため、掛け捨ての保険は、財産分与の対象になりません。離婚後も契約を存続するか、それとも解約するかを、保険契約者が決めることになります。

財産分与のために保険を解約してしまうと、その後の保障がなくなってしまい困る、という方については、保険は解約せずに存続し、現金を相手方に渡すという方法で財産分与を行うことも可能です。

学資保険


学資保険も、基本的に生命保険・年金保険と同様に考えます。
ただし、学資保険については、夫婦どちらかの親から子供が生まれたお祝いとして受け取った現金を、学資保険の保険料一括払いに充てる場合も多くあると思います。この場合は、学資保険自体が夫婦の一方が親から贈与により得た財産にあたりますので、財産分与の対象にはなりません。
また、学資保険は子どもの将来の学費のための保険であるから、夫婦間の財産分与の処理とは別に取扱い、子供が大きくなるまで夫婦のどちらかが保険料の支払いを続けてほしいという要求が夫婦の一方から出されることもよくあります。協議の結果、夫婦が合意すれば、このような処理をすることも可能です。ただし、契約上は保険契約者である元夫・元妻が離婚後に一方的に保険を解約することができますので、合意内容を書面にしておくなど、適切な対応をとる必要があります。この点については、弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
  • 年間700件以上の相談実績 当事務所の解決事例 事例一覧はこちら
  • お客様の声~当事務所がいただいた感謝のお言葉~ 一覧はこちら
  • 離婚問題を弁護士に依頼するメリット

状況・段階別の離婚相談

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。
  • 離婚に向けて別居をお考えの方へ
  • 相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)
  • 離婚したいが、できれば相手と直接話をしたくない(話をするのが怖い…)
  • 相手に弁護士がついた
  • 相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  • パートナーのモラハラに苦しんでいる
  • パートナーのDVに苦しんでいる
  • 離婚調停を申立てたい方へ
  • 離婚調停を申立てられた方へ
  • 年間700件以上の相談実績 当事務所の解決事例 事例一覧はこちら
  • お客様の声~当事務所がいただいた感謝のお言葉~ 一覧はこちら
  • 離婚問題を弁護士に依頼するメリット

状況・段階別の離婚相談

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。
  • 離婚に向けて別居をお考えの方へ
  • 相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)
  • 離婚したいが、できれば相手と直接話をしたくない(話をするのが怖い…)
  • 相手に弁護士がついた
  • 相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  • パートナーのモラハラに苦しんでいる
  • パートナーのDVに苦しんでいる
  • 離婚調停を申立てたい方へ
  • 離婚調停を申立てられた方へ