夫と離婚したくない妻の悩みと対策
【妻の悩み①】離婚した後自分はどうすれば良い?
もっとも多い悩みがこちらです。
女性は結婚・離婚、つまり将来の展望については
男性よりも現実的と言えるでしょう。
そんな女性だからこそ、離婚したあとの生活を一番に考えてしまいます。
どうすれば?という問いには様々な事柄が含まれます。
●経済的にはどうすれば良い?
専業主婦やパートで働いていた兼業主婦の方が抱える悩みです。
女性の場合、定年まで働くというイメージをお持ちの方は
圧倒的に少なくなります。
その為、離婚した後の経済状態の心配や働き口の不安
自分が出来る仕事はあるのか?といった部分に悩みを持つ方が多くなります。
こうした場合には、もちろん正社員で働ける働き口を探す事や
ハローワークに行くというのも手では御座います。
●子供はどうすれば?
お子様がいらっしゃる夫婦の場合、子供の養育費や親権、
また転校手続きの悩みが御座います。
養育費は相手の経済状況に合わせた物が、
子供に対して支払われるべきですし
親権については、子供の意見を尊重するといった
それとも、福祉に基づいたポイントを尊重するのか…
こうした法的な事柄が絡んでくるケースも御座います。
一連の不安がご自分で解消が難しいと思った場合には
お早めに弁護士さんなどに相談をされるのが良いでしょう。
【妻の悩み②】体裁が悪いんじゃないか…
離婚件数が増加しているとは言っても
やはり「離婚している」という事実やイメージは悪い物と捉えられがちです。
よってどんなに考えても”離婚をした方が良い””楽だ”と思えても
体裁を気にして離婚へと踏み切れず、悩みを抱える方がいらっしゃいます。
しかし、体裁という事も日本独特と言えます。
離婚の際にまず考えるべきことは
ヒント
●子供が居る場合には、子供にとって何が一番良いか?
●自分自身の幸せとは何か?
こうしたポイントに絞って考えてみましょう。
【妻の悩み③】離婚原因に納得できない
夫に離婚を突きつけられた妻がまず最初に問うのが
「何故離婚をしたいのか?」
というポイントです。
もしもあなた自身に落ち度がある…つまり
注意
・家事・育児の放棄
・浮気
・暴力
・重度の精神病 など
こうした離婚に関する正当な事由が当てはまってしまった場合には
あなた自身が納得できないとしても、正当な申し立てとなります。
しかし
注意
・ささいな喧嘩
・価値観も特別ずれてはいない
・結婚10年以上経っているのに、今更それ?
このような前提が無く、”?”と疑問を持つような理由である場合には
夫側に何か隠したい別の理由があるのかもしれません。
夫婦といえども男女関係となります。
男性には男性の特性があり、
女性には女性の感覚た感情が御座います。
その部分を明確にしていく事によって、
これまで相手方が我慢してきた部分などが見えて来る事が御座います。
その様な背景なども含めて総合的に判断させて頂きまして、
アドバイスをして、解決を目指してご協力して参ります。
しかしご相談の中では、どうしても離婚の動機としては弱かったり、
過去の旦那さんとの考えと矛盾していたりする事が御座います。
その様なケースの場合には、浮気を疑わなくてはなりません。
その浮気疑惑というものも実際には有るにもかかわらず、
信じたい!という気持ちから見て見ぬフリをされてしまう方々が多く、
初期段階であれば離婚にならないようなものでも、
長い時間放置してしまった事によって離婚問題となる場合が御座います。
例えばそれは、相手女性の妊娠などは典型的な例となって参ります。
離婚問題は夫婦間の様々な背景から発生致します。
いくら夫婦関係が悪くなっているとはいえ、さまざまなことを考えると夫と離婚したくない、もう一度夫婦関係を修復したいという気持でいっぱいになるはずです。
ただ、一度夫の口から離婚という言葉が出されてしまった以上、それをなかったものにすることはとても難しいのです。
夫を愛している気持が強ければ強いほど、離婚に踏み切れない、離婚を受け容れられないというのが、どうにか復縁したいと思うのは当然のことです。