夫単独名義の不動産や夫婦それぞれの名義の預貯金・保険がある事例で、不動産売却や保険の名義変更をすることなく、夫から妻への現金の支払いのみで財産分与を行うという内容で早期に離婚が成立した事案
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夫単独名義の不動産や夫婦それぞれの名義の預貯金・保険がある事例で、不動産売却や保険の名義変更をすることなく、夫から妻への現金の支払いのみで財産分与を行うという内容で早期に離婚が成立した事案
事案内容 |
離婚 |
依頼者 |
40代前半女性 コンサルタント | ||
相手方 |
夫:会社経営 |
結婚暦 |
結婚歴8年 うち別居期間5ヵ月 | ||
子供 |
1人 |
事案内容
夫から何度も一方的に離婚を言い渡され、子どもを置いて出ていくことを何度も求められたため、妻が夫との離婚を決意して子どもを連れて家を出た事案。離婚協議の代理人を受任。
手続
協議離婚成立
解決内容
離婚協議において、財産分与の内容が主な争点になりました。夫婦双方の預貯金のうち結婚後に貯めたもの、不動産(時価からローン残高を控除した金額)並びに生命保険の解約返戻金を相互に開示し、それぞれについて夫婦双方が合意した金額を前提に、全体を折半するという内容で協議はまとまりました(ただし、不動産の売却や保険の名義変更は実施せず。現金での清算のみ。)。協議内容については、離婚協議書(公正証書)を作成しました。
所感
依頼者である妻も夫も理性的に話し合いを進めたため、当初予想よりも短期間で協議がまとまり、また、妻が当初求めた内容とほぼ同一内容の財産分与が実現できました。夫婦双方が冷静になることが早期解決の一番の近道であることを改めて実感しました。
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大阪和音法律事務所
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